ウワァー!
ウワァー!
「あれ、キューイはどこ?」
キューイが いなくなっちゃった。
どこにもいない。
しばらくすると どこからか ないてるこえが きこえてきた。
「こんにちは。 ぼくは シクシクだよ」
「いつも シクシク ないてるよ」
「きみも ないているの?」
「かなしいときは これどうぞ。 ぼくがつくった リンゴだよ」
「たべると さらに ないちゃうよ」
シクシクは、 しずくのかたちをした
ふしきなリンゴを くれた。
シクシクは いっしょに
キューイを さがしてくれるらしい。
ここは うらないや。
「はらへら〜 はらへら〜」
「ほ〜ら、 ともだち が すいしょうだまに うつったよ」
と、 うらないやさんは いった。
たいへん!
いそいで キューイを むかいえにいく。
「もう おなかいっぱい。 のみすぎた」
キューイは 大きなおなかを かかえて そういった。
「こんにちは」
「わたしは リンゴのジューシー」
「ジュースづくりが だいすきなの」
「キューイから きいたけど、
あなたのきょうだい カゼをひいているの?」
「それなら いいジュースが あるから、
つくりかたを おしえてあげる」
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